スキーは、以前はステータスの高い、誰をも魅了するスポーツのひとつでした。

特に若い世代の参加が多く、金曜日のアフター5の後は、首都圏から雪山へ続くバスが列を成すなど、誰もがこぞってスキーツアーに参加し、大盛況を博したものです。しかし、そんなスキーツアーへの多くの参加者も、時代の流れの中で新た登場した、多くの人々を魅了する別のたくさんのスポーツや遊びに心を奪われ、スキーツアーはそれらに王座を譲って久しいのです。

そんな風にいつの間にかスキーは、時代という大波の中に埋もれてしまい、現在のスキー人口が減少の一途を辿っているために、春・夏・秋の山の美しさと清々しさを愛でる人たちと、冬場のスキー客を饗すことで生計を立てている人たちの生活をも、逼迫した不安定さの中に投げ出してしまっているのです。けれども、スキーは決して過去の遺物などではありません。スキー靴にスキー板を嵌め、ストックを両手に真っ白な雪の上を滑る快感は、それを経験した人でなければ形容しがたい魅力があります。

初心者の内はゲレンデにある下の方のなだらかなところをゆっくりと滑り、中級者になったらゴンドラに乗って少しだけ上に上がって風を切って滑れるなど、その変化も自分で選べるので遊びの楽しさは無限大です。スキーの魅力に取りつかれるまでは、道具はその場に行って借りればOKですから、必要なのは自分好みのど派手なスキースーツとスキー手袋、ゴーグル、帽子くらいなものです。

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